吉田雅裕とは?

puram(プラム)コーチのストーリー、10人目は水泳がメインの吉田雅裕コーチです。
吉田コーチは東京を拠点に活動されており、フォームなどの泳法のみならず筋トレやストレッチなども指導が可能なコーチです。自身も元アスリートとして全国大会出場やファイナリストになった経験を持っています。引退後は大手フィットネスクラブで指導方法の基礎を学び独立。今では前回インタビューを行なった福井コーチと共にマスターズスイマーの方や子供の指導に当たっており、水泳をライフワークにしてもらう為、お客様と一緒にレッスンや大会にも出ています。今回はそんな吉田コーチの過去について探ってみたいと思います。

コーチ紹介

吉田雅裕(ヨシダマサヒロ)
1984年7月生まれ 東京都出身
狭山ヶ丘高等学校~東海大学~フィットネスクラブ~ザ・スター
水泳を最近始めた人など初心者の方に向けたレッスンが得意な彼。自分の泳ぎをキレイにしたい方、どこを直せば良いのか知りたい方にはオススメのコーチ。また、他のコーチからの信頼も大きく、常に周りに気をかけながらレッスンの指導にも当たっています。まずはどの年代の方でも、水泳が上手くなりたい方は吉田コーチに問い合せてみてはいかがでしょうか?

インタビュー

インタビュー日(2017-8-26)
▶今回は高校から大学について聞いていきたいと思います。
分かりました。

▶前回のインタビューで「行きたい高校も出てきた」と仰ってましたけど、それで行きたい高校に行けたんですか?
そうですね、無事に。東京に住んでいたんですけど、埼玉の狭山ヶ丘高等学校と言う所に進学して、その当時は埼玉ではそこそこ強豪校で、春日部共栄、埼玉栄(共に競泳の強豪校)の次くらいに強い高校でした。僕の通っていたスイミングスクールの先輩がよく行ってた高校だったので、僕もそこに行きたいってなって。。。

▶それでそこの高校に進学したんですか?
はい。行ったんですけど。。。なんかこんな事を話して良いのか分からないんですけど、もちろん当時の僕のレベルだと推薦なんて取れるわけ無いんですよね。でも、なんか行こう!と思って話を聞きに行ったら案の定「君のレベルじゃ推薦は取れません」って水泳部の監督に言われて「やべぇどうしよう。。。」と思って、その監督に「どうすれば良いですか?」って聞いたら「勉強して下さい」って言われて…
そこから塾に入ったんです。中学3年生で初めて。(笑)ただ、塾の先生にも「この成績じゃ絶対に行けない!」って言われて…(笑)狭山ヶ丘高等学校自体がそこそこ偏差値も高い高校だったんですね。
それで、どうしよう。。。と思って当時の中学の担任の先生に相談したんです。そうしたら「とりあえず頑張ってやれ!」と言われて「分かりました。頑張ってやります!」ってある程度頑張って努力をしたら受かったんですよ!勉強で!それで「よし!俺もやれば出来るんだ!」って思って高校に入って、一学期終わったらなんか知らないけど先生に呼ばれて「君は体育推薦だ。」って言われて。。。「え、どうゆうこと?」って最初は意味がわからなかったんです。
そしたら中学の担任の先生が高校にお願いをして事前に推薦枠を貰ってくれていたみたいなんですよね。でも、それを当時の僕に伝えると勉強をしなくなって学校についていけなくなるからってずっと黙ってくれていたんです。その担任の先生が勉強をさせて尚且つ学校にも入れるようにしてくれていたと言う話です。

▶そうなんですね。ちょっと素敵な話ですね。
そうなんですよ。なので今でもその先生には頭が上がらないです。

▶良いですね。じゃそこから高校生活で勉強に困ることも特には無く?
そうですね。特に無かったですね。

▶なるほど。そこで勉強と水泳の両立は難しくなかったんですか?
それはあんまり思ったこと無いですね。

▶トレーニングは何処でやっていたんですか?
トレーニングはスイミングスクールですね。ずっと一緒のスイミングスクールでやってました。

▶という事は特に困ったこともなく?
そうですね。勉強でそんなに高みを目指していたわけでも無く…成績はそんなに良くは無かったんですけど、やってないからそんなに大変だなとは思わなかったです。赤点を取らないくらいでした。(笑)

▶なるほど。高校3年間過ごした後、東海大学に進学されると思うのですが、そのキッカケは何だったんですか?
キッカケは、インターハイに出たことですね。僕、インターハイに出れなかったら水泳を辞めようと思っていたんです。高校の1年、2年とリレーでインターハイには出さしてもらっていたんですけど、3年になったら個人で出たい気持ちが強かったので、3年で個人で出れなければ辞めようと思っていました。専門学校に行ったりだとか、別の道を探そうかなと思っていたんですけど、運よくと言うか個人でもインターハイに出ることが出来たので、その時に行きたい大学をいくつか出した時に東海大学もあって、ちょうど埼玉の先輩も行っていて「あの先輩が行けるなら俺も行けるな」と思って、学校見学に行って東海大学に決めました。

▶そうなんですね。大学では寮生活ですか?
そうですね、はい。ずっと寮生活でした。

▶東海大学はどんなトレーニングだったんですか?
いや~めちゃめちゃ泳ぎますね(笑)それまではスイミングスクールでプールの使える時間も限られていて1時間10分くらいで、1日3,000mくらいしか泳いでなかったんですね。なので「1日で一週間分泳いだね」って同期と話してましたね。(笑)いきなり入学してトータル15,000mとか20,000mとか泳いでましたからね。「凄いな…」って思ってましたね。

▶そうだったんですね。大学時代の競技成績はどうだったんですか?
そうですね、僕自身もそんなにレベルが高い選手では無かったので、最終的な目標は日本選手権出場というのがあったんですけど、結果的には出ることが出来ませんでした。ただ、インカレのリレーで8位入賞という結果を残すことが出来たのがすごく嬉しかったです。もちろんチームメイトのお陰でもあるんですけど、それが僕の水泳人生でも一番思い出に残っている結果かなと思います。
※インカレ=日本学生選手権水泳競技大会

▶素敵ですね!現役時代には伸び悩んだりスランプに陥った事はあるんですか?
伸び悩んだこと。。。伸び悩んだこと。。。まぁ僕はずっと伸び悩んでいたんですけどね。(笑)
でも、常にベストは更新してました。ただあと少しが足りなかったんです。何かが。いつも「吉田らしい」って言われてましたけど。まぁでも水泳は好きだし、大学生活もすごく楽しかったし、結果最終的な目標はクリア出来なかったけど、良い経験も沢山出来たし、大学時代はすごく良い思い出になってますね。

▶そうなんですね。納得感があるのが素晴らしいですね。
そうですね。

スタッフの意見

あまり聞くことのない高校進学時のスポーツ推薦の話も、当時の思い出を振り返りながら聞かせて頂きました。教育者という立場でサポートしてくれた中学の担任の先生の話も素敵だなと。高校や大学に進学する時に「スポーツ推薦」という枠があると、どうしても勉強をしなくても入れるイメージがあるのですが、吉田コーチみたいに勉強もして入学試験に望むのが本来あるべき姿だし、またそれがアスリートのセカンドキャリアにも繋がるのでは無いかなと感じました。少し話がそれましたが、そんな吉田コーチも個人でインターハイにも出場し、大学進学、インカレ決勝という輝かしい成績まで残し、色んな経験をされて来たみたいです。それも全て中学の担任の先生が居てくれたからかもしれませんね。最後の「納得感」も素晴らしいなと感じました。
さて、そんな吉田コーチのインタビューも次回で最後です。最後は引退のキッカケや今、未来について聞いていきたいと思います。

 

こんな吉田コーチのレッスンに興味のある方はこちらからプロフィールを見ることができます。
【puram】吉田雅裕コーチ
https://puram.jp/coach-profiles/11

吉田雅裕#1「練習は嫌いでサボるけど水泳は好きだったんです」
吉田雅裕#2「そこで更に頑張ろうという気持ちが芽生えた」
吉田雅裕#4「満足して喜んでもらえたら良いなと思って」